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本誌特別取材班 2019年3月20日

ガンバレルーヤ・よしこが“絶世のブス“に挑戦 「Bの戦場」新境地を拓く傑作

2016年ノベル大賞に輝いた、ゆきた志旗氏のシリーズ小説を映画化した「Bの戦場」の上映が3月15日に始まった。お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしことまひる、速水もこみち、大野拓朗、おのののか、メガホンをとった並木道子監督は、都内映画館で舞台挨拶に登壇した。相方のまひる(25)とともに登場したよしこは、常套句「小雪です」と自己紹介し、会場を沸かせた。

 

よしこが演じたのは、ウエディングプランナーとして働く「絶世のブス」。イケメン上司役の速水もこみち(34)や大野拓朗(30)から言い寄られる絶妙の役柄を演じた。よしこは「役作りが大変だったんですけど、みなさんすごく優しくしてくださって。イケメンに囲まれて一生懸命恋をしました」と語り、「次は朝ドラのヒロインを目指したい」と、遙かなる夢を語った。

 

よしこが、速水に「顔の脂が出るので、撮影の時はやりにくかったですよね。きょう大丈夫だと思うので…」と顎クイを要求。しかし、何度挑戦しても上手くいかず、よしこが得意の「クソが!」と毒づいた。大野も顎クイに挑戦するも、力強い顎クイになってしまったが、よしこは「イケメンに顎クイ。ちょっとどっちもしっくりこなかったです」と笑いを誘った。

 

この日は、原作者のゆきた氏からよしこへと送られた手紙を、並木監督が朗読した。うゆきた氏は当初は「女優さんにメイクで工夫してもらったり、男性に演じてもらう方がいいんじゃないかと考えたりもしました」と悩んでいたが、「生身のよしこさんが傷付きながらも精一杯頑張る姿や、あの笑顔を愛さずにはいられません」「ブスという言葉さえ打ち負かす最強に魅力的なヒロインでした」と賞賛した。よしこは最後に「1個だけ気になったんですけど、男性で行こうっていう案もあったんですね……」と語り、会場を笑わせた。

 

公式情報

http://b-no-senjou.official-movie.com/

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