女優としても活動する半井小絵が自身初の主演を務める舞台「女医レイカ」が11日から東京・池袋シアターグリーンでスタートしました!
半位小絵さんは氷室レイカ役をさせていただくことになりました。かつて1999年にフジテレビ系「金曜エンタテイメント」のドラマで名取裕子さんが演じられています。約30年前に剣名舞先生が書かれた作品ですが、現代も変わらずに大切にしたいことがギュッと詰まった作品です。ひととき心に癒し時間をいかがですか?と話す!
主人公は心療科の女医・氷室レイカ。舞台は最初は「城南大学附属病院」、途中からはレイカが開業医となってマンションに開院した「氷室メンタルクリニック」となっている。
手塚治虫の漫画作品『ブラック・ジャック』のように医学の専門的なことを描いたものではなく、医師の世界を通してヒューマニズムを謳った作品である。ミステリ仕立てのエピソードも多い。女性の看護師がまだ「看護婦」と書かれている。
同舞台は剣名舞氏の漫画が原作となっており、舞台化は今回が3回目!初回はザシエフ。2回目は死刑島。3回目は女医レイカ。
半井が演じる大学病院の心療内科医「氷室レイカ」が現代社会の多様な悩みを抱えた患者と向き合っていくヒューマンドラマとなっている。
剣名舞さん「レイカは非常に思い入れの強い女性の1人であり、もう永遠に会えないと思っていた恋人に、別の形で再会できる喜びは何物にも変えがたいものがあります。作品を書いた約30年前は、精神的な疾患に対する偏見は現代より強く、人々の理解も進んでいませんでしたが、インターネットの登場によって、顕在化した一方で、未だに人の心に潜む闇は決して無くなっていないし、むしろ鮮明になったと思います。
改めてこの時代でこの作品を上演することによって、闇の中に何か光をもたらすことを出来たらと思っています。この舞台を機に、今後、新たな展開も考えているので、ファンの方も、初めて女医レイカを知ったという方も、是非観に来て頂けたらと思います」
「原作とは名ばかりの自由に好き勝手に作品を書くほうが楽です。それよりも原作のストーリーはもちろん世界観やキャラクターを最大限に生かし、その上で作家としてどれだけ自分の持ち味を出せるか、そして原作ファンにも原作を読んだことない方にも満足してもらえる作品が理想だと思っています。」
剣名舞さんは原作者としての立場がほとんどですが原作、原案付きの作品も書いています。自分の中では原作・原案へのリスペクトを抱き、出来うる限り原作のファンにも喜んでもらえるものを書いたつもりです。
そういう意味では小堀氏の虹色くれよんと組んだ今回の「女医レイカ~心の声がきこえますか」は最大限に漫画原作を生かして、なおかつ舞台でなければ表現できないシーン、舞台だからこそより面白くなるキャラのデフォルメ、舞台にしか出せない情感がふんだんに盛り込まれている作品だと思います。
それは冒頭のオープニングから感じてもらえるのではないかと思います。是非劇場で生で味わってもらえたら嬉しいです。
BOX in BOX THEATER 公演情報
劇団虹色くれよん
『女医レイカ~心の声がきこえますか?~』
2022年5月11日(水)~5月15日(日)
詳細は下記URLをご覧ください
theater-green.com/20220511-2/
女医レイカ〜心の声がきこえてますか〜舞台 インタビュー取材2022.5.11
https://youtu.be/_AuBvXkfVR8