東京タイムズ

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本誌特別取材班 2018年11月12日

和地つかさ出演「ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生~画業45周年だよマンガ道~」

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1980年から連載されたえびはら武司の漫画「まいっちんぐマチコ先生」。TVアニメ化されると「まいっちんぐ! 」というセリフが流行語になり、社会現象となるほどの人気を博し、その後、グラビアアイドルの登竜門となる数々の実写化や、これまで3度の舞台化もあった。この度、同作品がミュージカルになって4度目の舞台化が決定。2018年11月10日(土)~11 月13日(火)にR’sアートコートにて「ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生~画業45周年だよマンガ道~」の上演が始まった。

舞台版では総合演出をえびはら、脚本・演出を貞方祥が手がけ、マチコ先生役を和地つかさが演じる。共演には荒木栄人、テジュ、渋谷りゅうき、豊川久仁らが名を連ねているほか、楽しんごが友情出演。さらに日替わりゲストとしてザ・グレート・サスケ、猫ひろしらも登場する。

舞台は藤子不二雄さんとおぼしき両巨匠のもとで働く若手アシスタントが仕事の合間に自作を描いて、両巨匠がほめるという内容。それが「まいっちんぐマチコ先生」で、回想シーンを交えながら、ストーリーが進むという内容だ。えびはら先生に伺ったところ、すべて実話だという。

本紙取材班はゲネプロを観たが、さわやかだが十二分に満足できるエッチなシーンも出てくる。それを観たときに、「これくらいの性表現は社会でも広く許容されてもいいのではないか」という原作者のメッセージにも思えた。

マチコファンもミュージカル好きも、昭和の性表現を懐かしく思える人も、ジェンダーを研究する人も、楽しみ、考えさせられ、最後は笑顔になれる作品になっていると確信するので、足を運ぶことをお勧めしたい。

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